【お知らせ】Twitterを始めました

 当初はブログ一本でいこうと思っていましたが、やはりいちいち記事投稿画面を開き、タイトルと本文を入力し、画像をあげて公開……という流れが面倒になり(特に平日は)、普段の練習や制作についてはTwitterを主体として発信することにしました。以下のリンクから飛べます。

 

twitter.com

【24日目】iPad proでお絵描き

 昨日言った通りiPad proをレンタルしてきた。結果から言うと衝撃を受けた。今までアナログでやってきて感じていた不便さが一挙に解消された感じ。別に手ブレ補正をガンガンにかけているわけじゃないんだけど線も綺麗に引ける。ただ、Apple Pencilとのペアリングがまったく出来なくてそれで1時間くらい時間を浪費した。原因は分かってみればものすごいくだらないことで、保護カバーをかけていると本体にPencilがくっつかないからだった。本体とちゃんと接触していないとダメらしい。こんな情報調べても出てこなかったから焦った。そしてハルヒのフィギュアの全体をなぞった後、まひるちゃんをその上にかぶせる作業に移行したところで今日は終わり。設定でほとんど使ってしまった形になったが、明日からはガンガン作業を進められそうでわくわくする。もう寝なければならないので今日はこれだけです。

 

今日の作業時間:40分くらい(総作業時間:34時間5分くらい)

【23日目】iPad proをレンタルすることにした

 今日は久々に定時に上がれたのだが、インドカレーやに行ったりなんやかやしているうちにほとんど描くことができず作業時間は30分くらい。時間があっても行動ができないとだめだということがつくづく分かった。そして行動するからこそ時間ができるのだな…… 反省。

 

 描きたい絵のためにネットで同じようなポーズのキャラクターや写真を検索した結果、ハルヒのフィギュアでそれに近いものがあったので、印刷してそれをトレースしようかと思ったらローソンのプリンターで「写真のサイズが小さすぎます」とか言われてしまった。なんでや、多少拡大してもらって粗くなってもいいのに。コンビニのプリンターは融通が利かない。

 こういうのも時間がゴリゴリ削られてしまう要因の一つだ。僕みたいにクソ狭い集合住宅に暮らす人間にとっては家庭用のプリンターを買うのにもいろいろ手間がかかるしそもそも置けるのかどうか分からない。アナログ環境はとにかくそれを準備するのに手間がかかりすぎる。

 

 ということで今日、iPadproのレンタルサービスに申し込んで1か月半ほどレンタルすることになった。もうiPadproの第五世代が世間では発売されているようだけど、僕の手元に届くのは7月初めになるらしい。さすがにそこまでは待っていられない。かといってこのタイミングで第四世代を買うのも勿体ない。そういう微妙な時期だったんだ。

 これで絵を描く環境はデジタルで完結することになり、アナログ特有の上記のような煩雑さは削減され、絵を描くのに集中できるようになる……はず。もちろん最初の慣れは必要だが、これはいずれにせよ先々デジ絵に移行したとき絶対に必要なものを前倒しにするに過ぎない。あとは僕自身の心構えの問題だな……

 

 ちなみにハルヒのフィギュアの輪郭を描いたつもりだったのに、できあがった絵を見てみたら『進撃の巨人』の巨人でも描こうとしてるの?って感じになっていた。駆逐したくなりましたね。はい。

 しかし繰り返しになるが、画力を向上させるのは道具でも技術でもなく、研ぎ澄まされた僕自身の集中力なのだということは絶対に認識してなくちゃならないな。っていやいや技術は必要だろ!一体何を言っているんだお前は。 このブログの記事書くのは基本的に仕事で疲れて帰ってきてからさらに絵の練習もやった後なので、文章がめちゃくちゃなことが多いと思います。とにかく思いつくままに書いてます。申し訳ありません。

 そうそう、また『進撃の巨人』の話題に戻ると、アレは画力がすべてじゃないってことが分かるいい例だと思うな。僕も自分は絵が下手くそだからダメなんだと自己否定しすぎないようにしよう。

 なぜか今回はハルヒ巨人の話から派生してなぜか例のアニメの話題が多くなってしまった。連載終わったって聞くけど結局どうなったんでしょうね。寝ます。

 

今日の作業時間:30分(総作業時間:33時間25分)

【22日目】見る目と手があれば模写が最も有効だが、それがなければトレースがよい

 タイトルは今日見たアニメ私塾の「どうしたら描けるようになりますか?解決策はすべて同じ。」という動画で特に響いた言葉。今の自分に必要なのはトレースだな。トレースした時に感じる、なぞるべき線が目の前にあるのにそこに自分で同じものを重ねることができない気持ち悪さもまさに今自分が感じているものだ。ガンガントレースしていこう。

 

 今日は帰ってきてからまひるちゃんのトレースを引き続きやっていた。線は昨日よりも引けるようにはなってきたかな? 錯覚か? 室井氏の動画を見て個人的にいろいろ学んでいるのが今の僕の状況だけど、次のような在り方が重要だと彼は言っている。とにかく描かなければうまくならないし、描けばうまくなる。そのための心構えとして、自分は凡人だから今はこんな下手で当たり前、その分描けば上達するのだと考えること。きわめて的確な意見だと思う。

 

 オリジナル制作にも手を出そうとしたが、何を描けばいいのか分からずに終わってしまった。オリジナルといっても、何も見ずにいきなり描こうとするのは愚の骨頂だ。でもまずどこから描けばいいのか。自分が似せようとしているモデルの素体を作るところから?それともモデルの絵の模写?いろいろあるけど、とりあえず今は自分が描きたいポーズをしてる画像を見つけて、それを見ながら自分なりに好きなキャラクターを上から重ねていくという作業をやってみようかな。悩むのではなくまずやってみることが大事。

 

 今日の作業時間は1時間くらい(総作業時間32時間55分くらい)

【21日目】相変わらず線の汚さで悩む

 ブログの記事のフォーマットが安定しないけどその日の気分で書く。

 

 今日は出先で多少時間があったので、ピースサインしているまひるちゃんを描こうと考えて、それっぽいポーズをとっているフリー素材っぽい美少女キャラクターの全体模写をしていた。しかしなかなかこれが難しい。直線で絵の抽象的な形を切り出すのはわかるが、どこらへんをどれくらい抽象化すればいいのかまだ分かっていない節がある。

 

 家に帰ってきてからまたまひるちゃんのトレースをしていた。一応全部なぞり終えたが、自分のへたくそさに打ちのめされてしまう。とにかく元絵とは似つかない線のガタガタさ、貧弱さ、線同士の結合の不安定さ。自分で描くときよりもさすがにバランスはとれたと思うけど、こんな線で果たして絵が描けるのだろうかと心配になってきてしまう。今日もかなり落ち込んでいる。

 

 僕の大好きな上〇こよりちゃんの名ゼリフ「そのヒクツさはぁ、すでに傲慢ですよぉ」っていうのがあるけど、今の僕はまさにこの状態かもしれない。まだ21日目で3週間しか経過していないのに、いきなり自分がプロレベルの絵を描けるのだとなぜか思い込み(トレースは奥が深いし単に何も考えず線を引いていれば元絵と似るなんてことは絶対にありえない)、そうできないと落ち込む。この発想を改めたほうがいいな。まずは下手でもいいからとにかく数をこなすことだ。トレースもその都度試行錯誤してじっくりやる。今までの自分のノロノロ線で描けば楽に描けはするけど、決して元絵に似ることはない。

 

 あとその上で、オリジナルの製作も始めていこうと思った。これは昨日も言ったことだけど。正直まだまったくの力不足だとは思うが、「よし、自分は十分に力がついた。今こそ〇〇が描ける」なんて自信を持って言えるときなんて一生来ないだろう。これはどんなプロだってそうだと思う。

 

 前回ちょっと絵を練習していた時期もあったが、結局は線を引くのがうまくならない、これはもう才能なんだと思いこんでそこで折れてしまった記憶がある。今回はそうならないように、常に現状を客観的に分析して解決策を提示することだけを心掛けよう。メンタルのコントロールもこういう技芸の領域ではとても大事だよね。

 

 (問題)線がきれいに引けない

 (対処法)トレースの経験を積み重ねて自分なりの線の引き方を編み出していく。

 →これはかなりの程度、慣れという要素に左右されるはず。特に線が思った方向に引けないなんてのは明らかにそう。線をきれいに引く方法をネットで調べても、その情報を見た途端に線がうまくひけるようになるなんて魔法のページはどこにもない。練習するしかない。

 

 明日はトレースを30分、オリジナル制作を1時間半取りたい。

 今日の作業時間は1時間くらい(総作業時間:31時間55分くらい)

 

 

【20日目】久々に酒を飲みながら、考える

 今日はアニメ私塾の動画を参考にしながらまひるちゃんの全体模写(全体の形を大まかに切り抜いての模写)をやっていた。設定資料集をコピーした紙に赤ペンで描きこんだ全体の輪郭を模写する作業。そうして現れた全体を見てみるとこれがまひるちゃんなのか?と疑問が浮かんでくるような図形になっている。でも絵を客観的に図形としてみることが肝心なのだから、これで良いということは分かっている。

 それをひたすら模写する。トレース台を買ったのでこうした作業がやりやすくなっている。まずそのまま模写したらバランスが悲惨なことになったので、全体を8分割した格子摸写で再挑戦してみる。今度は比較的バランスが良くなった。元絵を紙を重ね合わせて細部を修正すると完璧に近いバランスになった。これに細部を足していけばあとは完成だ。

 ここで今日はまずトレースすることにしていたんだった、とふと思い出し、元絵をトレースし始めた。まずはまひるちゃんの髪の毛から描き始めたのだが、これがなんともうまくいかない。線があまりにもガタガタで元絵とは似ても似つかない。これは「なぞる本」でも感じたことだけど、あっちよりも髪の毛のデザインな複雑なエロゲーのキャラを描いていると猶更それを感じてしまう。

 果たして自分の線の引き方は正しいのだろうか?とここで考え込んでしまった。まず室井氏の動画を見てみると、かなりゆっくりと長いストロークで髪の線を引いているにも関わらず、ブレずに引けている。どうしてこんなことが可能なのだろうか。自分は手が震えて線がブレブレになる病気にでもかかっているのだろうか?いやもう何十年と絵を描いて線を引き続けてきた室井氏と、小学生以来室井氏のアニメーター時代の一週間分にあたる時間すら練習してこなかった自分を比べるのはあまりにも室井氏に失礼だろう、と考えるべきだ。それはわかっているのだが……

 僕は字が汚い。たぶん線を引くのが下手なのだ。そんな自分でも練習すれば絵が描けるようになるのだろうか。

 他のサイトもいろいろ調べてみたが、線をまっすぐ引くためにはスピードが命だ、とか書いているところもある。確かに僕も線をシュッと素早く引いてみると比較的まっすぐな線が引ける。そこでまひるちゃんのトレースにも応用してみようとしたが、これがなかなか難しい。スピードを速くしてみたところでまっすぐな線が引けていないような気がする。ただ、自分がゆっくりと丁寧に引いたつもりの線には勢いがなく死んでいる、ということは明らかだと思った。なぞる本をトレースしている時にはなんとなくで済ませてしまっていたこの点が気になって仕方なくなってしまった。室井氏が何かの動画で「本当にまったく同じ線を重ねようとするならば、トレースの方が模写よりも難しい」ということを言っていて、その時は一体貴方は何を言っているんだという感じで聞き流していたが、少しこの言葉の意味が分かった気がする。

 総括するには少し早いが、明日で絵を描こうと決意して練習に乗り出してから3週間が経過する。正直なところ、早くも壁に突き当たってしまっている気がする。絵が描けないのは当たり前だが、線も引けないことに気づいてしまった。この状況から本当に成長することができるのだろうか……?

 やればやるほど、自分に何が足りないかということばかりが見えてくる。正直言って絵が楽しいとは思えない。考え方を変える必要があるかもしれない。

 しかし、どんな課題が見えてきても「自分には才能がない」などという言い訳を持ち出し、今まで自分のやってきたこと全て、そして更には壁にぶつかりながらも前に進んで上達してきた人の努力の全てを安易な決定論によって片付けてしまうことはしたくない。どんな状況においても継続することが大前提であり、その上でどんなに理想は遠くても具体的な目標を設定し、常にその解決法を実践しつつ模索すること。上達の道はこれしかない。「線をきれいに引く方法」とググってるだけでは上達しない。しかし自分のやり方が正しいのかどうかは常に点検していなければならない。とりあえず今は練習を続けることだ。それしかない。

 結局まひるちゃんのトレースは完成しなかったのでまた明日続きをやることにする。当分はまひるちゃんの立ち絵を使って練習することになりそう。その次がまひるちゃんに取らせたいポーズの選択(これも自分で考えたいところだけど、アニメ私塾の素体集からとってくることになりそう)。それを下敷きにしてまひるちゃんにポーズを取らせること。この辺りになりますかね。

 あとは落書きも取り入れたほうが良さげ。前までは落書きなんてまだまだ早いと思っていたが、この分だと模写ばかりやっていて自由に絵を描くという姿勢を見失ってしまいそうだ。それはまずいので、ある程度何かを参考にしながら模写でもトレースでもなく(それでも何も見ずに描く「オリジナル」になってもいけないのだが)、自分のやりたいことを表現した絵を描いていきたい。

 

【今日の作業時間】

4時間くらい(総作業時間:30時間55分くらい)

【19日目】まひるちゃん模写(補助なし)完成

【今日やったこと】

まひるちゃん模写完成

ついにまひるちゃんの模写が完成!(ただしペン入れは今の時点では無し)

こちらです。ご査収ください。

 

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とりあえずひとまずは良かった点。最後まで描き上げたこと。当たり前のようでいてこれをこなしていくことが大事だよね。

 

そしてひとまずはまひるちゃんだとわかる形で描き上げられたこと。原作を知っている人が見れば100人中100人はこれはまひるちゃんだねと認めてくれることであろう。絵の評価っていろんなレベルがあるだろうけれど、ひとまず模写において最低なのは「元絵と並べてもそれを元にしたと分からないレベルで似ていない」であり(こんなドヘタはさすがになかなかいないだろうけれど)、その上が「元絵を並べてやっとわかる程度には似ている」であり、さらにその上が「元絵と並べなくてもそれだと判別できる程度には似ている」だ。

この上にあと三段階くらいあるはずだけど今はとりあえず置いておく。僕はなんとか上で挙げたケースの最後の部類には入っていると思う。ひとまずヨシ。まひるちゃんを紙の上に出現させたのはこの僕なんだ……! まひるちゃんは僕が救う……!

 

と、自画自賛(ほんとにこの四字熟語の文字通りの)はこれくらいにしておいて、絵についての分析と今後の課題をば。

 

まず体のバランスが取れていない。今回の模写を元絵と比較した写真がこちら。

 

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一目見てわかる通り、一番問題なのは胴長になってしまっていること。それなのに全身の長さは合っている。要するに胴長な分、脚を短く取ってしまっている。まひるちゃんには何とも申し訳ないことになってしまっている……うぅ。

 

そして肩幅も狭い。まひるちゃんはロリっぽい肉付きの良さがキュートな女の子なのに、これではヒョロガリな印象になってしまう。

 

あと髪のボリュームも元絵に比べるとずっと多くなってしまっている。これは悪い意味で元絵よりも小顔になってしまっている事情も関係してるのかなあ。

 

細部に言及すれば、明らかにズレてるよなと思いながらもう他の箇所を消さないと修正できないので仕方なくそのまま描き続けてごまかしてしまった点が結構ある。とくにひどいのが向かって左の髪の上部についたリボンだ。髪を描いてからリボンに入ったんだけど、どう考えても髪を消さないと入らないパーツが出てきてしまい、思い切って端折ってしまった。バランスがガタガタのまま模写していくと最後はこういうことになるんだな、と痛感した。

 

全体をとる方法についてはいつもお世話になっているアニメ私塾室井氏のこちらの動画が参考になりそう。3時間21分あたりから。実際に手を動かしているのを見るのが一番ためになる。

 

今回のまひるちゃんも、ざっくりと縦と横の輪郭を取ってから模写することで胴長になったり髪のボリュームが多くなるのは防げたかもしれない。ただ、アナログでこの全体→中間→細部の段階を辿るのは結構厳しかったりする。早くipad pro来てほしい……

 

それにしても今日は5時間くらい描いてたから、作業時間8時間かけてこのクオリティである。まあはじめはこんなもんだ、仕方ない。自分は才能がないダメなんだぁとかそういう根拠のないネガティブな思考に陥らないよう注意だ。

 

今回はとりあえず腕試しで、明日からトレース→格子摸写と進み、そして最後にはまた何も見ずにする模写にチャレンジしてみよう。頑張るぞ。頑張ります。

 

【今日の反省点】

・ちとダラダラやりすぎたかな。SNSのチェックとか地味に時間食うんだよね。

 ・昨日は4時に寝て今朝は9時に起きた。休日だからゆっくり寝られるかと思いきや5時間しか寝てないとは。寝不足は健康に悪い、すなわち絵を描く上でも大敵になるので今日は早く寝よう。もう0時は過ぎてるけど……

 

【今日の作業時間】

5時間(総作業時間:30時間15分)