【13日目】こよりちゃん模写

【今日の良かった点】罫線模写、全体→中間→細部のプロセスを新たに実践できたこと

【今日の反省点】細い髪の毛の模写をごまかしてしまったこと

【練習時間】5時間くらい(総作業時間:20時間くらい)

 

 どうも神座ゆたかです。今日もこよりちゃんの模写をしてた(2回目)。まだ顔のパーツが描かれてないのっぺら坊状態だから写真は上げないけど、9割方完成した。

 

 今回のポイントは、まずアニメ私塾の模写動画を見ながら今まで挑戦したことがなかった全体→中間→細部という段階を踏むやり方を取り入れてみたこと。次に罫線(グリッド)を元絵と模写用紙の両方に書き入れてそれを補助としながら模写したこと。

 結果的にとてもやりやすかったし前よりもきれいに描けたと思う。今までの全体と細部を切り分けずにとにかく部分部分で完成形をはじめから書き込んで最後までいくやり方では、ある部分を元絵と全然違う角度や形で描いてしまい、その間違った形を参照元として次の部分を描こうとするために、描き進めれば描き進めるほど全体がちぐはぐになっていくとう負のスパイラルが生まれてしまっていたんだな。

 罫線を取り入れることでバランスを客観的に整えながら描くための指標を出現させることができ、これを解消することが可能となる。自転車で言えばまだ乗ることもできない子供が使う補助輪みたいなものだ。もちろんゆくゆくはこれ無しで描けるようにならなきゃいけないわけだけど、効率良く上達するためにこれを用いない手はない。使える手段はどんどん使っていこう。

 

 それにしてもこよりちゃんの髪の毛がとにかく難しかった。自分で描いた線がすぐ元絵のどの髪の毛に対応しているのかわからなくなってしまうんだよね。分け目向かって右側の前髪なんかはかなり誤魔化してしまったのでそこが反省点だ。

(仮にこれがこよりちゃんじゃなくてなんの思い入れもない見知らぬキャラクターだったら一応の完成すら諦めていた可能性がある。やっぱりキャラクターへの愛というのは偉大ですわ……)

 

 ただ、これは僕の技術の限界でもあるだろうけど、アナログ特有の難点も髪の毛を描いている時に少し感じたかな。デジタルだったら元絵と同様に画面を拡大して髪の毛が描けるからね。あとアナログだと引いた線がいまいちで消したい時に消しゴムを使わなくちゃならないけど、こよりちゃんの髪の毛みたいに細かい線が一か所に集中している場合、他の線も消さざるを得なくなって相当なストレスになる。デジタルならこれもないはず。

(と思ったが、よくよく考えてみれば僕がPCに映った元絵と模写用のコピー用紙の罫線を完全に定規で測って同じサイズにしていたのも問題だな。今度からは縮尺を同じにしてなるべく大きいサイズの罫線を引くようにしよう……)

ちなみに今はアナログでやっているけど、もう退かないぞという決意と共に奮発してiPad proの第5世代・新型モデルを注文済み。予約が殺到しているらしく届くのは6月末~7月頭になるといわれたけど、今から届くのが待ち遠しい。でも環境のせいだと言い訳して、今できることを最大限やらないようではiPad proなんて買っても絵なんか上達しないに決まってるし、あと1か月半くらいはアナログでやっていこう。

 

 あっという間に週末が終わりまた会社勤めの日々が始まる……